工期が長め
リノベーションは工事の規模が大きいため、工事期間もリフォームに比べると長くなります。
フルリノベーションをする場合は、マンションなら約2ヵ月~3ヵ月、一戸建てなら約3ヵ月~4ヵ月が目安です。
物件を手に入れてからフルリノベーションをするのであれば、設計をする期間として、さらに1~2ヵ月くらいは考えておきましょう。
また、工事期間が長いため、仮住まい費用の準備も必要となる点にご注意ください。
解体してみないとわからない
解体してみると、柱が腐っていることもあります。そうなると当初の見積金額から、追加の補修費用、補強工事費用等が追加で発生する可能性もございます。
できる限り、事前検査の段階で見積金額を出せるよう努めますが、どうしても事前には分からないこともあります。一戸建てなどの場合は、柱や梁は耐久性・耐震性が大きくかかわってきます。
その為、やりたい事がすべてできると言うわけではありません。その結果、住宅性能レベルが希望のものにならないこともあります。
間取りが制約される
リフォームはすでにある建物を作り替えるため、間取りに制約があります。
家を支える柱や、耐震制度の要である耐力壁は取り壊しができないので、残したままリフォームを行う必要があります。
利用できるローンが限られてくる
リフォームローンは住宅ローンに比べると、無担保で借り入れが可能なため、審査期間も短く、用意する書類なども少ないです。
しかし、住宅ローンが約1億円まで借入できることに対し、リフォームローンは限度額が約1000万円までになっていることが多く、高額なリフォームになると、自己資金を多めに準備しなければならない場合があります。
借入先にも制約がかかる可能性がございます。